清本鉄工　社有林200haに関し、耳川森林組合と長期施業委託契約を締結

清本鉄工は宮崎県美郷町南郷に約200haの社有林を保有しており、50年以上保安林として土砂の崩壊やその他災害の防備、地域の生活環境保全に貢献しています。

当社は杉や檜といった人工林の森林整備・管理業務について、専門的な知見や人材を擁する耳川広域森林組合との間で長期施業委託契約を締結し、更なる森林保育や森林資源の有効活用に積極的に取り組みます。

間伐や伐期齢に達している立木の伐採では、木質ペレットの製造販売を手掛ける当社フォレストエナジー事業部により、剥離したバークや素材加工時に発生する粉砕バークを原料として有効活用し、バイオマス発電所や火力発電所へ再生可能エネルギーとしての供給を拡大します。また、立木伐採後の再造林によるCO2の吸収効果に関しても、今後Jクレジットの認証を取得し、自社利用および需要家へ販売することで、CO2削減にも貢献していきます。

長期施業委託契約では、立木や木質ペレット、Jクレジットの販売から得られる収益や補助金を活用し、今まで以上に社有林の整備や保全、育成に注力する事でより一層、地域の防災や生活環境保全にも努めていきます。