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船舶用アンカー























平成3年、佐賀支社鋳鋼部門の中心事業である船舶部品の製造において、未曾有の受注話が持ち上がっていた。
それは、70tという世界最大のジャンボアンカーを、山内工場(佐賀工場)で製作してくれないか、と言う話であった。
発注元は東京湾横断道路建設工事局で、川崎と木更津を結ぶ夢の掛橋「東京湾横断道路(後にアクアラインと称される)」建設工事用の、足場を固定するためのものであった。





これは、佐賀支社にとっては必ずしも嬉しい話ではなかった。モノは大きいが、特注でそれを作るとなると、ラインを止めて他の仕事を一時ストップしなければならない。佐賀支社の幹部は難色を示した。
しかし、物理的にこれを作れるのは、全国を探しても清本鐵工山内工場しかありえない。製造だけを問題にするなら大きな鋳鋼工場のどこでも作れるが、製品を検査する大規模検査場は山内にしかない。発注元は説得に努めた。佐賀支社の幹部も考えを変えた。なんといっても公共工事である。有形無形の援助の約束を取付けて、遂に山内工場で8基の世界最大のアンカーが生まれた。
アクアラインは平成9年開通以来、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ夢の水上道路として、特に休日はデートスポットとして賑わっている。




2006年5月19日付け日刊工業新聞に掲載されました。
(著作権者からの転載許可取得済)

記事画像をクリックすると、拡大されます。
20060519 7面


船舶用鋳鋼品
※工場認定取得済みの船級協会についてはこちらをご覧下さい。


[ プロペラボス:KSC42W ]
船尾構造を構成すると共に推進軸及びプロペラを保持する金物。



[ ラダーホーン:KSC42W ]
船尾構造を構成すると共に舵板を保持する金物。



[ アッパーラダーフレーム:KSC42W ]
舵板の上部を構成する金物でラダーホーンの上部軸受で保持される。



[ ロアーラダーフレーム:KSC42W ]
船尾部品を構成する舵板の下部を構成する金物でラダーホーンの下部軸受で保持される。



[ シャフトブラケット:KSC42W ]
2本出しのスクリューを保持する金物。あの有名なタイタニック号には3本のスクリューが使われており、両端2本には、やはりこのようなシャフトブラケットが使われていました。



※これらの部品を使用した船尾構成図はこちらです。




[ かんぬき型制鎖器:SCW410 ]
制鎖器とは、アンカー等をつないだ鎖が係留中に引っ張られるのを止める為の制動装置。



[ 制鎖器用ローラー:SC410 ]
ローラーランクタイプの制鎖器用ローラー。




クラッシャー




[破砕機上部胴体:SC480]



[破砕機下部胴体:SC480]



[ 破砕機 スパイダー:SC480 ]


※これらの部品を使用した装置の略図はこちらをご覧ください。




[ ローラー:SCMn2A ]
ミルの、石炭や石灰石等を粉砕する部分。表面には耐摩耗性のハードフェーシングを行う。



[ ジャーナル軸:SC480 ]
ローラーを本体につなげるジョイント部分。



[ ローラーカバー:SC450 ]
軸受を兼ねた胴体部カバー。


※これらの部品を使用した装置の略図はこちらをご覧ください。


鋳造部品全般

弊社では、10kgから60,000kgまでの重量を得意分野としており、御社のニーズに合わせて柔軟に対応いたします。
また普通鋼、特殊鋼(マンガン鋼、耐熱鋼、耐摩耗鋼等)だけでなく、鋳鉄品(FC、FCD)も承ります。

[ ポンプケーシング:SCMn2A ]
大容量の水を吸い上げるポンプ用ケーシング。

ポンプケーシング

[ 鋼滓鍋:SC450 ]
鋼滓(こうさい:炉で鉄を溶かした場合に上面に浮いてくる酸化鉄などの不純物)を入れる為の鍋。

鋼滓

[ フック:SCMn2A ]
海上クレーン船の起重機用フック。通常のフックは釣針状の片爪であるが、写真は超大型で大荷物を吊り上げる為の爪が4本あるもの。

フック

[ タービンケーシング:SC480:SCPH21 ]
蒸気によるタービン発電用のケーシング。

タービンケーシング

認定船級協会



[ 認定船級協会とは… ]
認定船級協会とは船に係る製品群を規格化し検査する機関です。
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ドイツ船級協会
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韓国船級協会
CR(中国験船中心・台湾)
中国験船中心
RINA(イタリア船級協会)
イタリア船級協会

上記以外でCCS(中国船級社)、JG(日本海運局)の工場認定も受けております。



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